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■■2006年9月30日発行■■


超・危機的状況の臨時国会始まった、
絶対に改悪阻止しよう!


教育基本法は「脱却すべき戦後レジーム」の代表,というタカ派政権

 教育って ケツバットなんだ 子どもへの 大人の支配の 便利な道具―― 超タカ派・右翼・国家主義政権が掲げる教育論を見て、こう感じます。子どもたちにとって超ウザい教育を、ウザい度倍増化するのが、教育基本法(教基法)改悪です。ケツバットを金属バットにして強化するような改悪です。子どもたちは、教育漬けにされるのは「もうタクサンだ」と悲鳴をあげているのに、権力支配的なTお仕着せ教育Uを拡充強化しようとしているのです。
 教基法「改正」案を継続審議する、会期が81日間と長い臨時国会が、超タカ派・右翼・国家主義の安倍政権とともに始まりました。情勢は、超・危機的です。教育問題に関心の薄かった小泉政権から、教基法改悪を最重要課題とする政権に変わったということです。
 安倍政権は、教育改革と憲法「改正」を最優先政策と位置づけ、教基法「改正」法案を成立させようとしています。彼らは、「戦後レジーム(体制)からの脱却」が旗印で、「戦後へのけじめ」をつけようとしています。「連合国軍(GHQ)の主導で作られ、戦後民主主義的な思考様式を規定してきた憲法や教育基本法を見直すことが必要との信念からだ。……臨時国会で教育基本法案を成立させる決意を示し」(産経06・9・21)、改憲への布石と位置づけています。戦前に対してきちんとけじめをつけることもできないで、戦後を軽々に語るな!

 『日刊ゲンダイ』は、「この国の法律も国民の意識も『戦争は悪じゃない』という戦前のような状態に回帰させること」と指摘。「教育基本法改正が最重要法案というなら、国会を解散し、堂々と戦争国家にすると宣言して国民に信を問うのがスジ」と言っています(06・9・22)。
 しかし与党は、衆議院では「すでに十分な審議をした」として、わずかな審議で採決・可決して衆議院の特別委員会での採決を図る恐れがあります。公明党も、創価学会の婦人・青年部などに根強い「改悪反対」の声があるため、早く決着をつけたいという党利優先の姿勢です。
 これに対し野党4党は、教基法「改正」案などについては「採決阻止」で一致しました。憲法に準ずる教基法の改悪を、郵政改革の是非の一点だけを問うたT小泉・非情・絶叫選挙Uで選ばれた議員たちに、与党が圧倒的多数とはいえ、易々と採決させるわけにはいきません。

教育基本法の改悪を絶対阻止しよう!

 東京・予防訴訟で東京地裁は、東京都教委の日の丸・君が代強要に対して、思想・良心の自由を侵害し教育への「不当な支配」になるとして違憲・違法性を認め、都教委の通達に従わなくてもいい、という画期的な判決を出しました。教基法改悪反対の活動にとって、大きな励みと力になる判決です。しかし改悪派にとっては、教基法のT邪魔さUを再確認させ「だから、早くこの目障りな法律をなくせ」と、決意させるT反動の効果Uもあるはずです。
 教基法だけでなく、人権、平和、民主主義・自治、主権在民などの戦後に築いてきた諸価値を守り生かし発展させるために、総力を結集しましょう! 子どもたち・市民の権利としての教育を、国家権力に奪われず、国家権力の勝手にさせないために。
長谷川 孝

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