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■■2004年5月30日発行■■


もう黙っていられない!保護者・市民が中心になっての緊急集会

 4月29日、会場のラ・ポール日教済は、廊下や玄関フロア付近まで、人・人・人…で溢れかえりました。保護者、教職員、高校生、そして元教員だったらしい白髪のお年寄りなど550人の熱気。わずか3週間余りの準備期間で都内で開かれた <学校に自由の風を! 4・29集会> には、呼びかけ人の予想を越える多くの人が集まりました。「君が代」斉唱はもちろん、教職員の座席や服装に至るまで細かく規制した実施指針を定め、それに従わないものは「服飾上の責任」を問われる(つまり処分する)とした東京都教育委員会(以下、都教委)の10・23通達に基づき、卒業式・入学式あわせて250人にも及ぶ大量処分を強要した都教委の無法に対する心からの怒りと抗議が、幅広い連帯のネットワークとして、今、東京で広がろうとしています。こんなのぜったい許さない!もう黙ってはいられない!


子どもたちの最善の利益を守るために 

 集会では各立場からのアピールにつづき、ザ・ニュースペーパーの迫真のコントが東京の卒業式の状況をアクチュアルに再現して問題提起をしたあと、予防訴訟弁護団の加藤文也さんから報告がありました。続いて各教育現場からの熱いアピールが次々に紹介され、早稲田大学の西原博史さんのお話が始まる頃には、通路の床も見えず、移動にも苦労するほどの超満員。「都教委の処分理由は不当であり、自分自身で考えることのできる子どもを育てることが真の教育の公共性。いま逆に子どもをロボットにする道具として『日の丸・君が代』が使われているんだ、という危機感を共有する必要がある」と西原さんのメッセージ。
 シンガーソングライターの定塚才恵子さんの歌とギターで一段と会場が盛り上がった中で、最後に集会アピールが読み上げられ、6・12中野ゼロホールでの集会を当面の目標として、東京のあらゆる地域で、保護者、教職員、市民の連帯のネットワークを作っていくことに確認しました。


世界の非常識「東京の教育」 

 東京の教育の常識は、「300万票」の石原都政によるものであっても世界の非常識。大量処分に関してアジア、欧米のメディアは「本当に驚いて」東京発のニュースで伝えています。「日本では先生は歌を歌わないと職を失う」という記事がイタリア国内で大きな反響。極右と呼ばれるベルルスコーニ政権が続き、ブッシュに追随してイラク派兵をいち早く行っている日本と同じ「有志連合」組とも言われる国、イタリアから見ても非常識…。ILOやユネスコ、つまり教員の地位や子どもの権利条約から見ても不当という指摘も高まっています。
 誰から見ても不当な都教委の横暴ぶりに、これまで教育や人権問題とは無縁だった保護者・教職員・市民も立ち上がり運動に参加し始めています。まだ小さな流れかもしれませんが必ず大きなうねりに!
 学校に自由の風を!!

     
野口 明
   

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