市民連絡会の活動

アクション

メッセージ

リーフレット



TOP

市民連絡会ニュース

情勢

学習会・集会案内

その他イベント

資料

リンク

お問い合わせ




【会からみなさんへ】←次へ 前へ→

■■2007年1月27日号発行■■


ご賛同の皆様へ 最終メッセージ【解散そして継承へ】


本来の《わたしたちの教育基本法》その理念・精神を生活の中に生かしていこう

改悪は強行されても教育の自由への活動は止まらない

 《教育基本法》の改悪が国会で強行可決され、違憲性の強く疑われる「改悪教育基本法」が施行されました。まったく無念かつ憤懣やるかたないことです。
 憲法に準じた特別な基本法としての「教育の憲法」である《本来の教育基本法》は、法律としてはなくなり、いわばT歴史的文書Uにされたのです。そして、名前は「基本法」でも政策の「基準法」でしかない法律になりました。

「法律文」でなく「市民マインド」として生かそう!

 《わたしたちの教育基本法》は、法律としてはなくなりました。しかし、わたしたちの心身に刻み付けられたその理念・精神は、誰にも改悪や廃止はできません。
 わたしたちの中で「生きている」のです。それも「教育基本法の小冊子を作って……胸ポケットに入れておく」(大江健三郎さん、06・12・19朝日)だけではなく、憲法・子どもの権利条約・国際的人権法とともに、日常の中で生活感覚として活かし実行することが大切でしょう。
 教育基本法は60年間、行政により事実上の棚上げ状態にされ、学習指導要領の後塵にまみれてきました。その理念・精神を市民や教職員が主張し要求することで、かろうじて生かされてきたのです。ただの法律文に「たましい」を入れるのは、わたしたち主権者市民であり、市民の活動なのです。改悪法こそ、棚上げ・埃まみれにしたいと思います。

  市民の力と知恵に大きな信頼

 教育基本法「改正」反対市民連絡会は、2002年12月に「多くの市民が手を取り合いつながり合っての市民の力強い賛同と大きな輪の広がりを得て、03年の12・23全国集会の呼びかけをし、教基法改悪反対の一点での党派を超えた結集を拓きました。
 改悪強行へ情勢が緊迫した06年11月には、他の市民団体と共同で、市民の輪で国会前を埋め尽くそうと「教育基本法改悪反対!――少年法改悪反対、防衛『省』反対、改憲手続き法と共謀罪の新設反対――ヒューマンチェーン」を呼びかけました。一人ひとりの市民が自らも呼びかけ人として参画する市民運動本来の取り組みを、という緊急の行動でした。
 短期間の準備にもかかわらず、11・8〜12・13までの4波にわたって実施。第4波では数千人がキャンドルを掲げて抗議しました。市民の力と知恵がつくった大きな輪と波でした。《本来の教育基本法》の理念・精神への認識と理解の広がりを示した輪と波でもあったと思います。

上からの支配―統治の教育は許さない

 こうした諸活動にもかかわらず、改悪は止められませんでした。教育再生会議という“談合”会議は、「上から与え施し受け入れさせる」教育、上からの管理と統制と統治の教育を強化しようとしています。これは子どもの教育(学校)だけでなく、自主的な学習を含む市民の諸活動や地域の教育、私的生活領域である家庭教育にまで及びます。許せないことです。
 市民連絡会は、「改正」反対の会としては解散します。しかし、課題はさらに大きく重く、市民活動にピリオドは打てません。教育の自由と自主(学ぶ自由と自主)があり市民的な知性(学力)が育つ教育、人権・平和・共生・民主主義と自治のための教育などを目指す活動はは欠かせないからです。
「解散―継承」の形で、改めて呼びかけをする計画です。その際は、引き続きご賛同ご支援をお願いいたします。
(文責・長谷川孝)